NFTを買いたいけど暗号資産の口座開設をしたり、それをウォレットに送ったりするのがめんどうくさい…
今回はそんなあなたのために、NFTをクレジットカードで購入する方法を分かりやすく解説します。
【この記事を読んで分かること】
✅NFTをクレジットカードで購入する方法
✅NFTをクレジットカードで購入するメリットとデメリット
【この記事を書いているぼく】
✅NFTブロガー(月最高収益30万円)
✅NFTコレクター
✅自身のNFTコレクションも運営
実際にぼくがPIe(パイ)というサイトを利用し、「NeoTokyoPunks」をクレジットカードで購入した時の画面を使って紹介していきます。
NFTをクレジットカードで購入する方法
NFTをクレジットカードで購入する事前準備として、暗号資産やNFTを入れるお財布であるMetaMask(メタマスク)が必要です。
まだ持っていない方は下記の記事で作り方を解説しているのでまずはそちらからどうぞ。
>>まだ持ってないの?MetaMaskの作成方法を解説【5分でできる】
MetaMaskが作成できたら、ウォレットアドレスをコピーします。
次にPie(パイ)というサイトにアクセスします。
※偽物のサイトに注意です。上記リンクは本物なので安心してください。
【Pie(パイ)とは?】
株式会社XYZが作った、OpenSeaで取引されるNFTをクレジットカードで購入できるサービス。
XYZはスマートフォンのきせかえアプリ「TOYS」などを運営するスタートアップ企業で、2020年に宮本拓氏が創業。
ページの上部にお目当てのNFTがない場合は画面下部の「もっと見る」を選択します。
お目当てのコレクションが見つかったら「もっと見る」をタップします。
好きな作品をタップします。
ページを下にスクロールします。
最初にコピーしたウォレットアドレスを貼り付けます。
「購入手続きへ」をタップします。
メールアドレスを入力し、「ご注文内容の確認へ進む」をタップします。
画面を下にスクロールして注文内容を確認します。
利用規約や確認事項を確認したら、チェックを入れて「PayPalで支払う」をタップします。
アカウントを持っている人はメールアドレスか電話番号を入力して「次へ」からログインしましょう。
アカウントを持っていない人は「アカウントを開設する」をタップします。
※アカウント開設が完了したらすぐに購入申請が完了となりました。
メールアドレスを入力して「支払いを続ける」をタップします。
クレジットカードやその他必要な情報を入力するとアカウント登録が完了します。
アカウント登録完了と同時に購入リクエストも完了しました。
購入リクエストが完了すると下記のような画面になります。
購入状況が表示されます。
ぼくの場合は「購入リクエスト完了」から「ウォレットに送付完了」まで1分程度時間がかかりました。
MetaMaskの「NFT」の部分に先程購入したNFTが表示されるようになります。
NFTをクレジットカードで購入するメリットデメリット
NFTをクレジットカードで購入するメリットデメリットは下記の通りです。
【メリット】
✅とにかく購入が簡単
✅面倒な税金計算が不要
✅手元にイーサを準備できなくても買える
【デメリット】
✅手数料が高い
✅OpenSeaで出品されていないNFTは買えない
✅イーサリアムチェーン以外のNFTが買えない
✅購入可能金額を上回るNFTは買えない
ひとつずつ見ていきましょう。
メリット①:とにかく購入が簡単
これまでNFTを購入するには下記の手順が必要でした。
- 暗号資産の取引所で口座開設をする
- 暗号資産の取引所で暗号資産を購入する
- MetaMaskを作って暗号資産を入金する
- MetaMaskをOpenSeaや販売サイトに接続する
- 好きなNFTを購入する
それが、Pie(パイ)でNFTを購入する場合、下記の手順で完結します。
- MetaMaskを作成する
- Pieで好きなNFTを選びメールアドレスとウォレットアドレスを入力する
- PayPalのアカウントを持っていなければPayPalのアカウントを作成する
手順が少ないのはもちろん、これまでは自分で行わなければいけなかったガス代(手数料)の支払い操作もPieが代行してくれます。
ぼくはブログ用にスクショを取りながら行いましたが、それでも10分程度で完了しました。
メリット②:面倒な税金計算が不要
暗号資産を取り扱う場合、面倒な税金計算が必要です。
Pieの場合は自分で暗号資産を取り扱うことは無いので、そういった手間からも開放されます。
※NFTの税制については専門家に相談をお願いします。
メリット③手元にイーサを準備できなくても買える
例えば、下記のような人でもPieを使えばNFTが購入可能です。
- 暗号資産の取引所で口座開設ができない
- イーサを購入する為の現金が無い
- 収入の見込みはあるが手元にイーサが無い
デメリット①手数料が高い
手数料は購入にかかった諸々の費用全体に対して5〜15%かかります。
例えば、私の購入したNeoTokyoPunksは139,422円でしたが、同時間帯にOpenSeaで購入した価格がだいたい126,427円くらいだったので、手数料は約12,995円(約10%)でした。
結構高く感じますよね…
デメリット②OpenSeaで出品されていないNFTは買えない
Pieで買えるのはOpenSeaで購入できるNFTのみです。
なので、「新しいNFTがリリースされるので買いたい!」という場合は暗号資産取引所で口座開設をして、イーサリアムを購入する必要があります。
デメリット③イーサリアムチェーン以外のNFTが買えない
Pieは現状イーサリアムチェーンのNFTにしか対応していません。
なので、ポリゴンチェーンやソラナチェーンのNFTがほしいという場合は暗号資産取引所での口座開設が必要です。
デメリット④購入可能金額を上回るNFTは買えない
公式ページの「よくある質問」には、50万円以下のNFTしか購入できないという記載がありますが、2022年11月10日時点では60万円以下まで購入可能金額が上がっていました。
日本で時価総額1位のCNPなんかは60万円以上の作品も多いので注意です。
まとめ(クレジットカートでのNFT購入がオススメな人)
以上を踏まえて、クレジットカードを使ってNFT購入をおすすめしたい人はこんな人です。
- イーサリアムを持っていない
- 暗号資産を使いたくない
- 手数料を払ってでも面倒な購入手順をスキップしたい
- イーサリアムチェーンのNFTにだけ興味がある
- 高額なNFTには興味がない
- 二次流通のNFTが買えればOK
逆に下記のような人にはクレジットカードを使ってNFT購入をすることはおすすめしません。
- イーサリアムチェーン以外のNFTにも興味がある
- 手数料をとにかく安く抑えたい
- 高額なNFTにも興味がある
- 初期販売でも買いたい
初心者の方にはCoincheck(コインチェック)がオススメです。
コインチェックがオススメな理由は下記の通り。
- 入金手数料が無料
- 日本円で直接購入できる
- 各種キャンペーンを実施中(※1)
- 4年連続アプリダウンロード数No.1(※2)
- マネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
- 取り扱い通貨数国内最大級(※2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ)
- 問合せ窓口格付け(メール窓口)で暗号資産交換業初の最高評価
※1 時期によってキャンペーン内容は異なるので公式サイトをチェックしてください
※2 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2022年、データ協力:AppTweak
手順に従えばすぐに口座開設できますが、「本当にできるか不安…」という人は下記の記事で口座開設方法を解説しているので合わせてチェックしてみてください。
>>【初心者向け】Coincheckでの口座開設方法を分かりやすく解説
また、コインチェックは初心者にも使い安いですが、「少し使い方が難しくても、もっと購入時の手数料を落としたい!」という方にはbitbank(ビットバンク)もおすすめです。
ビットバンクでは手数料が安い「取引所」でイーサリアムが買えます(コインチェックでは「販売所」でしか購入できない)。
ビットバンクでの口座開設方法は下記の記事で解説しています。
>>bitbankの口座開設方法を2ステップで解説【スマホで簡単】
この記事を通じてNFTを買おうという人が1人でも増えたら嬉しいです。
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