「STEPNを始めてみたいけど、本当に安全なの?」
「今から初めても稼げるの?」
今回はそんなあなたに向けて解説していきます。
【本記事でわかる内容】
✅STEPNは今からでも稼げるのか
✅STEPNで稼ぐ手順
✅STEPNの資金源はどこか
✅STEPNは詐欺なのか
✅他のサービスと比較してどうか
✅STEPNを始める際の注意点
そんな僕も2022年4月2日からSTEPNユーザーです。
※2022年7月23日にSTEPNをやめました。詳細は『【STEPN】やめた理由と最終収支を発表!コモン1足持ちのリアルな記録』で書いています。
それでは早速紹介していきます。
STEPNは今から初めても稼げる(ただし条件付き)
結論からいうと、STEPNは今から始めても稼げます。
ただ、一時期に比べて、相当稼ぐのは難しくなっています。
正直今から始めるのはオススメしません。
「あまり初期費用は無いけど、月に何十万円も稼ぎたい」という方は、NFTアートせどりや、セルフバック、ブログなどを始めてみることをオススメします。
どのような手順で稼ぐのか
稼ぐ手順は次の通りです。
- 暗号資産取引所でGMTを購入
- GMTをSTEPNに送金
- STEPNでNFTスニーカーを購入
- スニーカーの適正速度で歩くor走ることでGSTを稼ぐ
- GSTを日本円に換金する
STEPNは怪しいのか
それでは本題に入ります。
結論、稼げるかどうかは別にして、STEPNは怪しいものではありません。
なぜそう言えるのかを順に解説していきます。
STEPNの資金源
主な財源はベンチャーキャピタルや主催者の出資金とスニーカーの購入や修理の際にかかる手数料です。
詳細は下記「Club STEPN Franceの「STEPNはポンジなのか?」に対する回答」を見てみてください。
翻訳サイトDeepLを使えばかなり精度の高い翻訳が可能です。
とはいえ、「ツイートを自分で訳して」では、無責任だと思うのでツイートの内容を訳したものを一部紹介します。
※フランス語詳しい人で「ここ間違っているよ」って指摘してくださる方はコメント下さい。
(ユーザー報酬の資金源について)
プロジェクトの創設者たちとそのチームは、まずオルカの清算プール(GST/USDC)に500万ドルを追加しました。
また、STEPNは、AppleやGoogleにも投資をしてきたアメリカを代表する投資ファンドのセコイア・キャピタルから出資を受けています。
最後に、STEPNの収益の大半は、アプリで課金される手数料ですが、たとえそれが比較的低いものであっても、多くのユーザーによって補われるものです。
STEPNの料金をご紹介します。
✅マーケットプレイス交換手数料→2%
✅ マーケットプレイスロイヤルティフィー → 4%
✅スニーカー ミンティング→6%。
✅レンタル→8%
このように、ユーザーの報酬は新規参入者の肩にかかるものではなく、逆にアクティブなプレイヤーによるアプリの利用(課金+α)であることは明らかです
STEPNはポンジスキームなのか
ポンジスキームとは、架空の高利回りの投資商品を作り投資家からお金を集め、ある程度の額になったところでお金を持ち逃げする詐欺の典型的なスキームです。
ちゃんと毎月配当金を投資家にくばるのですが、実はこの配当金は投資家から集めたお金を
切り崩して返しているだけ、というものです。
すなわち、新規に参加した投資家が投入するお金を除けば、新しく発生する収益は無いということになります。
※ポンジスキームに関しては外部サイトですがこちらの記事が勉強になります。
前章の説明を見てくださった方なら理解できるかと思いますが、
STEPNはポンジスキームではありません。
また、ポンジスキームは新規参入者が損をする仕組みになっていますが、STEPNの報酬は新規参入者の肩にかかるものではありません。
ただ、「ポンジスキームじゃないなら、確実に稼げるんだよね」と考えるのは間違いです。
似たサービス「Axie Infinity」と比べてどうか
Axie InfinityはSTEPNと同様プレイすることで仮想通貨SLPが稼げる「Play 2 Earn」ゲームです。
ただ、現在Axie Infinityは低迷中です。
理由としてはSLPのインフレがあげられます。
1日あたりのSLPが消費される量の約4倍の量が供給されたためです。
そこで運営はSLPの供給を減らす方向で調整しましたが、報酬が減るのにユーザーが増えるのか疑問が残ります。
Axie Infinityから学んでいるSTEPN
Axie Infinityが低迷した理由をまとめると、SLPの供給量が増えすぎたことにより、SLPの価値が低下したからです。
Axie Infinityの二の足をふまないよう、STEPNはGSTの価値が下がらないような対策をとっています。
運営がある程度GSTの価格をコントロールできる
2022年4月30日、それまで1GST1000円台まで上がっていたGSTの価格が500円台まで暴落しました。
これは、STEPNの価値が下がったというわけではなく、GSTの以上な値上がりを嫌がった運営がMINTの仕様変更などを実施したために起こりました。
GSTが高騰するとスニーカー価格も上がる為、新規参入するユーザーが減ってしまいますからね。
これにより、GSTの価格が急上昇しそうなときは運営がある程度抑えることができることを明らかにしました。
運営は自分たちがGSTの価格をある程度コントロールできることに対して、必要なことだと明言しています。
これからもSTEPNが崩壊しないよう、運営による力づくの価格調整は入ってくるでしょう。
STEPNのエコシステム
スニーカーの数に上限はありません。
しかし、歩いて稼いだGSTを使う場所を増やすことでGSTの需要を維持しようというのが、STEPNです。
✅GSTを使える場面
- スニーカーの修理(リペア)
- スニーカーの生成(ミント)
- スニーカーのレベル上げ
- ソケットの開放
- ジェムのアップグレード
ゲーム内でGSTを使うことをバーンと呼び、バーンされたGSTは消滅します。
バーンされる数と、歩いて生み出される数をなるべく
1対1に近づけることで、GSTの価格を維持しようとしているのです。
また、STEPNは現状招待制を取っており、急激なユーザーの増加を防ごうとしています。
急激にユーザーが増えすぎるとGSTの価格も急騰してしまい、長期的に見て新規参入者が入りにくい状態になるためです。
スニーカーを欲しがる人がいなくならない前提
STEPNのエコシステムが機能するためにはスニーカーを欲しがる人がいなくならない事が必要です。
この点に関して、STEPN共同創業者のYawn氏は
「アプリの設計と、1日に50〜500ドルを歩くだけで稼げるという概念はスニーカーのニーズを高く維持し続けるだろう」
と強気の姿勢です。
また、スニーカーの供給量に上限がないという点においても、今後スニーカーを燃料とする機能を追加して、供給過多を防ぐつもりのようです。
さらに、スニーカーのカスタマイズ機能も
追加する予定とのこと。
スニーカーのカスタマイズ機能は大手のスニーカーブランドと提携しての提供が
予定されており、すでに大手3社が手を上げているとYawn氏は語っています。
スニーカーを欲しいと思わせるのはもちろん、更にGSTをバーンするポイントを増やそうとしているとも見えますね。
STEPNの注意点はあるか
SNSの〇〇キャンペーンに注意
SNSで「STEPN」と検索すると様々なキャンペーンが出てきます。
これらは詐欺の可能性が高いので、注意が必要です。
具体的な詐欺の例としては下記の通りです。
✅詐欺の例
- キャンペーンに当たりました!とDMが来る
- DM内に「プレゼントを受け取る際に必要」と書かれたリンクがある
- リンクをクリックすると「ウォレットを接続しますか?」と出る
- Yesを選択するとウォレットから資金を全て持ち逃げされる
これ以外にも「プレゼントキャンペーンに当選したので先にSOLをこちらに入金してください」と言われ入金すると連絡が取れなくなるものであったり、「プレゼントスニーカーをお渡しするのでシードフレーズを入力してください」と言われ入力するとウォレットから資金が全て盗まれるものであったり、手法は様々なので「信用できるものなのかを何度も確かめる」ことを徹底してください。
基本的にDiscordでDMを送ってくる場合は詐欺なので、DMの受信は拒否する設定をしておきましょう。
「設定手伝いますよ」や「〇〇教えますよ」に注意
これも多いです。
公式のサポートを装って設定を手伝うフリをしてシードフレーズを抜き取ろうとしてきます。
シードフレーズは親や家族であっても教えない、信用できないところにウォレットを接続しない、この2点は徹底しましょう。
税金に注意
STEPNは当然ながら投資なので、原資回収できない可能性もあります。
エコシステムが現状は健全に働いているとはいえ、新しいサービスなので、どんなリスクがあるか分からないからです。
またゲームの要素もあるため、スニーカー選びやプレイの仕方が下手くそだと当然回収スピードは落ちるでしょう。
「誰でも始めれば必ず儲けられるものではない」ということを理解してください。
税金に関しては下記の記事で詳しく解説しています。
>>STEPNの税金対策を徹底解説【STEPNユーザーは必読!】
まとめ
- STEPNの自体は詐欺ではない
- STEPNユーザーを狙った詐欺はたくさんある
- 操作ミスによりお金を失うこともある
- 原資回収できない可能性もある
このあたりを理解した上で始めることが大切です。
僕は健康系のサービスを提供するIT企業に勤めていたこと、スニーカーが大好きだったことから、NFTでもスニーカーがほしいと思い購入しました。
もちろん原資回収できないリスクも許容できる範囲での購入です。
もう一度言いますが、全て自己責任ということを理解した上で始めましょう。
始め方は下記の記事で解説していますので良ければ合わせてどうぞ。
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