NFTを始めたいけど、どこで売買できるの?
おトクに売買できるところとかってあるの?
今回はそんなあなたに向けて、国内外でおすすめのNFTマーケットプレイスについて紹介していきます。
【本記事でわかる内容】
✅NFTマーケットプレイスとは
✅NFTマーケットプレイスを選ぶ際のポイント
✅国内のNFTマーケットプレイス
✅海外のNFTマーケットプレイス
✅NFTマーケットプレイスでNFTを買う方法
✅NFTマーケットプレイスでNFTを出品する方法
✅NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点
✅NFTマーケットプレイスでよくある質問
この記事を書いているぼくは、NFTコレクターであり、複数のNFTマーケットプレイスでNFTの取引をしてきました。
また、NFTブロガーとして月最高30万円稼いだ経験があり、その実績を元に、未経験からweb3企業への転職も成功しています。
そんなNFT関連で実績のあるぼくが紹介していきます。
なお、NFTを取引するためには暗号資産が必要です。
暗号資産は暗号資産の取引所で購入できるので、まずは暗号資産の取引所で口座開設を行いましょう。
初心者の方には、Coincheck(コインチェック)がおすすめです。
口座開設には時間がかかる場合があるので、まず口座開設の申し込みをしてから、本記事を読み進めるのもいいでしょう。
それではさっそく紹介していきます。
NFTマーケットプレイスとは
NFTマーケットプレイスは、文字通りNFTを売買することができる市場のことです。
NFT版のメルカリだと思っておけば分かりやすいでしょう。
自分で作ったNFTを出品することもできますし、購入したNFTを販売して利益を得ることも可能です。
NFTマーケットプレイスの選び方
NFTマーケットプレイスの選び方は下記の通りです。
- 欲しいNFTがあるか
- 利用可能な暗号資産(仮想通貨)の銘柄
- 運営元の信頼性
- 取引時の手数料
- 使いやすさ(ノウハウが多い)
一つずつ解説していきます。
欲しいNFTがあるか
マーケットプレイスごとに取り扱っているNFTは基本的に違います。
例えば、国内で人気のNFTであるCNP(CryptoNinja Partners)はOpenSeaやMagicEdenでは取り扱いがありますが、AdambyGMOなどでは取り扱いがありません。
欲しいNFTを取り扱っているマーケットプレイスを選びましょう。
利用可能な暗号資産(仮想通貨)の銘柄
多くのマーケットプレイスで使われるイーサリアムは国内のほとんどの取引所で購入可能です。
ただ、一部のマーケットプレイスや購入したいNFTによってはソラナやポリゴンなどが必要な場合があります。
また、NFTによってはクレジットカードで購入できるものもあります。
欲しいNFTを購入するにはどの暗号資産が必要なのかを事前にチェックするようにしましょう。
運営元の信頼性
NFTマーケットプレイスの中には悪意を持って運用されているものもあります。
そういったサイトに接続してしまうと最悪の場合、全ての暗号資産(仮想通貨)やNFTを盗られてしまうことがあるので注意しましょう。
取引時の手数料
取引時の手数料には、サイトの運営元に払う取引手数料、ブロックチェーンを利用する際に必要なガス代、クリエイターに支払うロイヤリティーなどがあります。
マーケットプレイスによってはガス代がかからなかったり、ロイヤリティーが不要だったりすることもあるので、各マーケットプレイスの規約をチェックしましょう。
使いやすさ(ノウハウが多い)
NFTマーケットプレイスの中には英語にしか対応していなかったり、使い方が詳しく解説されていなかったりするものもあります。
「初心者でミスをして資産を失うのが怖い」という人は、利用者が多く、解説サイトなども充実しているマーケットプレイスを利用してください。
国内のNFTマーケットプレイス
国内の代表的なマーケットプレイスは下記の通りです。
- LINE NFT
- Coincheck NFT
- AdambyGMO
- SBINFT Market
- HEXA(ヘキサ)
- Rakuten NFT
- Zaif INO
- PlayMining NFT
- ユニマ
- HABET
- NFT Studio
- Tofu NFT
一つずつ解説していきます。
LINE NFT
LINE NFTはLINE Blockchain上で発行されたNFTの売買ができるサイトです。
特徴は下記の通り。
- LINEユーザーであれば誰でも利用可能
- LINE Payで日本円で取引ができる
- LINEアプリでNFTを送り合うことができる
NFTの取引には多くの場合、暗号資産が必要ですが、LINE NFTの場合は日本円で取引ができるのが魅力です。
ただし、出品をするためには法人として審査を受ける必要があるので、個人クリエイターの方でNFTを出品したい場合はOpenSeaなどのマーケットプレイスを使いましょう。
取引コンテンツ | NFTアート、メタバースアイテム、トレーディングカード |
主な取引通貨 | ETH、Polygon |
手数料 | 入庫手数料:無料(入庫時のGAS費用は負担あり) 出品手数料:無料 販売手数料:販売価格の10% 出庫手数料:EthereumのNFTの場合は 0.01 ETH 、PolygonのNFTの場合は無料 |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
Coincheck NFT
Coincheck NFTはCoincheck社が運営するマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 出品、購入時のガス代が無料
- Coincheckの口座があれば誰でも利用可能
- 決済に利用できる暗号資産の種類が豊富
オフチェーンで取引を行う(※)のでガス代(ネットワーク利用手数料)がかからないのが大きなメリットです。
※:簡単に言うと、取引の結果だけをブロックチェーンに記録する方法です。オンチェーンだと取引の全てがブロックチェーン上に記載されます。
取引コンテンツ | アート、LINEスタンプ、ゲームアイテム |
主な取引通貨 | LINK |
手数料 | 送金手数料:110円 取引手数料:無料 |
対応ウォレット | DOSI Wallet |
対応ネットワーク | LINE Blockchain |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
AdambyGMO
AdambyGMOはGMOグループが運営するマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- イーサリアムと日本円決済に対応している
- 有名人クリエイターが出品している
- 二次流通時にクリエイターにも収益が入る(クリエイターフィー)
日本円決済にも対応しており、取引が発生すればする程クリエイターにも収益が還元されるモデルとなっています。
ただし、クリエイターフィーは売上の20%にもなるので、NFT投資などを行う際は加味するようにしましょう。
取引コンテンツ | イラスト、アート、漫画 |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 2次販売手数料:5% クレカ、楽天Pay利用手数料 ガス代 |
対応ウォレット | MetaMask(またはERC721規格対応ウォレット) |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
SBINFT Market
SBINFT Market(以下、SBINFT)はSBIグループが運営するNFTマーケットプレイスです。
特徴は下記の通り。
- 出品は審査制
- 日本円での決済が可能
- 前身はNFTマーケットプレイスの「nanakusa
SBINFTの前身はnanakusaというNFTマーケットプレイスです。
nanakusaは日本初のアーティスト登録制NFTを取り扱ったことで知られています。
nanakusaをSBIグループが買収し、リブランディングすることで誕生したのが、SBINFTです。
取引コンテンツ | 音楽、動画、漫画、トレーディングカート |
主な取引通貨 | ETH、Polygon |
手数料 | プラットフォーム手数料:10% ガス代 |
対応ウォレット | MetaMask Torus Wallet Coinbase Wallet |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
HEXA(ヘキサ)
HEXAはメディアエクイティ株式会社によって2019年にリリースされたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 日本初のNFTマーケットプレイス
- コミュニティ機能がある
- メタバースやPlay-to-Earn機能が実装されている
HEXAはNFTを売買するだけのマーケットプレイスではありません。
NFT保有者だけのコミュニティ機能を使ってオンラインサロンやファンクラブを運用したり、HEXA独自のメタバース空間に保有しているNFTを飾ったりするなど、NFTを購入した後の楽しみ方も提供しています。
取引コンテンツ | アート、動画 |
主な取引通貨 | XYM、WETH、WMATIC |
手数料 | 発行手数料:無料 調達手数料:20%~30% ※発行申請時に確認可能 NFT出庫手数料・ガス代:無料(HEXA側が負担) オークション入札時の入金:不要 |
対応ウォレット | MetaMask Torus Wallet Coinbase Wallet |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
Rakuten NFT
Rakuten NFTは楽天が運営するマーケットプレイスです。
特徴は下記の通り。
- 楽天カード、楽天ポイントで取引が可能
- 販売サイトを出品者がカスタマイズできる
- プライベートブロックチェーンで運営されている
Rakuten NFTは楽天が運営していることもあり、楽天カードや楽天ポイントで利用することができます。
プライベートブロックチェーンも楽天会員限定のものとなっており、楽天ユーザーで気軽にNFTを始めたい人にとっておすすめなNFTマーケットプレイスです。
取引コンテンツ | 漫画、アニメ、スポーツ、アイドルグッズ、アート |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 購入手数料:無料 販売手数料:商品価格の14%+税 楽天銀行口座に出金(9,999円以下):100円(税込) 楽天銀行口座に出金(10,000円以上):無料 楽天銀行以外の銀行口座に出金:210円(税込) |
対応ウォレット | 楽天Wallet |
対応ネットワーク | RakutenBlockchain |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
Zaif INO
Zaif INOとは株式会社カイカフィナンシャルホールディングスが運営するNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- ブロックチェーンゲーム特化のNFTマーケットプレイス
- 一次販売に特化している
- ガチャ要素がある
ブロックチェーンゲーム関連のNFTを専門に取り扱っています。
一次販売に特化しており、先行販売の設定ができることも大きな特徴です。
また、ゲームらしくガチャ要素もあり、購入時にNFTがランダムで選ばれる仕様となっています。
取引コンテンツ | ゲームアイテム |
主な取引通貨 | ETH、Polygon、BNB、AVAX、ASTR、OAS |
手数料 | 出品手数料:2.2% |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon、BNB、AVAX、ASTR、OASYS |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
PlayMining NFT
PlayMining NFTはDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)」が手がけるゲームプラットフォームです。
DEAは日本人がシンガポールを拠点に立ち上げました。
特徴は下記の通り。
- ゲームアイテムの取引ができる
- DEAPcoinという暗号資産を稼げるPlay-to-Earnゲームと一体化している
- アイテムのデザインを有名クリエイターが手がけている
PlayMining NFTにはイーサリアムチェーン上の「PlayMining NFT」とバイナンスチェーン上の「PlayMining NFT PREMIERE」に別れています。
「PlayMining NFT PREMIERE」で購入するNFTはゲームで使用することはできないので注意しないといけないのですが、その分有名クリエイターが作成する一点もののレアNFTを入手できます。
取引コンテンツ | ゲームアイテム |
主な取引通貨 | DEAPcoin |
手数料 | 出品者手数料:3% 落札者手数料:3% |
対応ウォレット | PlayMining Wallet |
対応ネットワーク | Ethereum、BNB |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
ユニマ
ユニマはモバイルファクトリー社が運営するNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 販売はオークション形式で行われる
- Googleアカウントと連携してアカウント開設ができる
- 企業サイトでのNFT販売もサポートしている
出品者側の手数料が少し高いのですが、購入者側は基本的に手数料0でNFTを購入できます。
また、ユニマは出品者をサポートする仕組みも豊富に用意しており、企業サイトにNFT販売ページを作りこむことも可能です。
取引コンテンツ | 動画、アート |
主な取引通貨 | 無し |
手数料 | Creator:30% Basic:20% Production:15% |
対応ウォレット | ユニマウォレット |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
HABET
HABETはYoutubeで有名な株式会社UUUMのグループ会社であるNUNW株式会社が運営しています。
特徴は下記の通りです。
- トレーディングカード専用のマーケットプレイス
- トップYouTuberやテレビ番組のカードが購入可能
- 売上の一部が社会貢献活動に寄付される
HIKAKIN、はじめしゃちょー、吉本興業、SASUKE(TBS)など、有名クリエイターや企業、人気番組などのトレーディングカードが売買可能です。
中でも、19,800円でリリースされたはじめしゃちょーの作品が二次流通で108,000円で取引されるなど、盛り上がりを見せています。
取引コンテンツ | トレーディングカード |
主な取引通貨 | 無し |
手数料 | 出品手数料:無料 販売手数料:売上の20% 振り込み手数料:250円 |
対応ウォレット | 無し |
対応ネットワーク | HAZAMA |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
NFT Studio
NFT StudioはCrypto Games社がリリースしたNFTプラットフォームで、特徴は下記の通りです。
- SNSアカウントを使ってログインができる
- ガス代(ネットワーク利用手数料)をNFT Studioが負担する
- 事業者向けのNFT販売サイト構築をサポートしている
ガス代の負担や販売サイトの構築サポートなど、出品者を支援するサービスだけでなく、SNSとの連携やクレカ購入など、購入者にとっても優しいサービスとなっています。
STU48といった有名なアーティストや企業も作品を出品していることも特徴です。
取引コンテンツ | アート |
主な取引通貨 | Polygon |
手数料 | 運営手数料:売上の20% 二次流通販売手数料:売上の10% |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Polygon、LINE Blockchain、Sanpō-Blockchain |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | ⚪︎ |
Tofu NFT
Tofu NFTは日本企業である株式会社COINJINJA(コインジンジャ)がリリースしたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 先に海外でサービスを展開した
- 28種類のブロックチェーンに対応している
- 海外NFTマーケットプレイスのX2Y2と連携している
日本企業が海外で立ち上げたサービスが逆輸入された珍しい例です。
ゲームに特化したNFTマーケットプレイスとなることを目指しているとCo-Founderの沼崎悠氏が名言しています。
取引コンテンツ | ゲーム、アート |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 販売手数料 BNB Chain:0〜5%(※) BNB Chain以外:2.5% ガス代 |
対応ウォレット | MetaMask、Coinbaseウォレット等 |
対応ネットワーク | BNB、Ethereum |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
※詳細はこちらのサイトをご確認ください
海外のNFTマーケットプレイス
海外のおすすめNFTマーケットプレイスは下記の通りです。
- OpenSea(オープンシー)
- MagicEden(マジックエデン)
- Rarible(ラリブル)
- SuperRare(スーパーレア)
- Nifty Gateway(ニフティゲートウェイ)
- Foundation(ファンデーション)
- Blur(ブラー)
- X2Y2
- LooksRare(ルックスレア)
- Enjin Marketplace
一つずつ解説します。
OpenSea(オープンシー)
OpenSea(オープンシー)はOzone社が運営するNFTマーケットプレイスで、数あるNFTマーケットプレイスの中でも世界最大規模の取引量を誇ります。
特徴は下記の通り。
- 世界で主要なコレクションを多く取り扱っている
- 多様なブロックチェーンに対応している
- 誰でも無料でNFTを出品できる
取り扱っているNFTの数が多いだけでなく、BACYやCryptoPunks、CryptoNinja Partnersといった国内外の有名コレクションを扱っているのが魅力です。
NFTを購入したい人がまず最初に使うサイトといってもいいでしょう。
使い方は下記の記事でも紹介しているので合わせてどうぞ。
>>【初心者向け】OpenseaでNFTを買う方法を簡単解説!
取引コンテンツ | アート、ゲーム、トレーディングカード、ミュージック、その他 |
主な取引通貨 | ETH、Polygon、WETH、SOL、AVAX、USDC、BNB、DAI |
手数料 | 販売・オファー:2.5% クリエイターフィー:最大10% ガス代 |
対応ウォレット | MetaMask、Bitkeep、Bitski、Coinbase Wallet、Core、 Dapper、Fortmatic/Magic、Glow、Kaikas、 Ledger Live、Opera Touch、Phantom、Solflare、 TrustWallet、WalletConnectk、Coinbaseウォレット等 |
対応ネットワーク | Ethereum、Polygon、Klayth、Solana、 Arbitrum、Optimism、Avalanche、BNB |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
MagicEden(マジックエデン)
MagicEden(マジックエデン)はSolanaチェーンを基盤としたNFTマーケットプレイスとして誕生しました。
特徴は下記の通り。
- 世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaの取引件数を一時期上回った
- Solanaだけでなくイーサリアム、ビットコイン、ポリゴンにも対応
- OpenSeaに出品されているNFTも購入可能
OpenSeaで取り扱われているNFTの多くは、MagicEdenで購入することも可能で、二次流通が発生するたびにクリエイター報酬も発生するので、メインのNFTマーケットプレイスとして使うコレクションも増えてきています。
OpenSeaとともに、NFTを始める際には触れておきたいマーケットプレイスです。
使い方は下記の記事で解説しているので合わせてどうぞ。
>>Magic Eden(マジックエデン)の使い方/購入/販売方法を分かりやすく解説
取引コンテンツ | アート、ゲームアイテム |
主な取引通貨 | SOL、BTC、ETH、Polygon |
手数料 | 販売手数料:2% クリエイターフィー:最大10% ガス代 |
対応ウォレット | Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledger、 Slope、Sollet(Extension)、Clover、coin98、 Solong、MathWallet、Glow |
対応ネットワーク | Solana、Bitcoin、Ethereum、Polygon |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
Rarible(ラリブル)
RaribleはRarible社によって2020年にリリースされたマーケットプレイスです。
特徴は次の通り。
- 取引をするとRARIトークンを獲得できる
- RARIトークンで売買が可能
- RARIトークン保有者はRaribleの方針に関与できる
特徴的なのは取引をするとRARIトークンというトークンを得ることができることです。
RARIトークンは直接売買に利用することも可能です。
ただしRARIトークンは国内の取引所では取り扱いがありません。
RARIトークンを日本円にするためにはまず海外の取引所に送って、別の通貨に変え、それを国内の取引所に送る必要があります。
海外の取引所はGMTの取り扱いがあり、ユーザー数、取引数が世界最大のBinance(バイナンス)がおすすめです。
取引コンテンツ | デジタルアート、コレクション、音楽、動画、 ドメイン名、メタバースの土地、デジタルスニーカー |
主な取引通貨 | ETH、Tezos、フロー |
手数料 | 販売手数料:2.5% ガス代 |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
SuperRare(スーパーレア)
SuperRareはSuperRare社が2018年にリリースしたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 取り扱いがあるのはアートのみ
- 出品するには厳しい審査がある
- Rareトークンが存在する
質の高いアート作品のみを取り扱っているのが大きな特徴で、購入した作品はVRギャラリーで展示されます。
Rareトークンというトークンを保有することで、SuperRare社の運営方針に投票を通じて意思表示が可能です。
Rareトークンを購入するにはBinance(バイナンス)での口座開設を行いましょう。
取引コンテンツ | アート |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 購入時:3% |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
Nifty Gateway(ニフティー ゲートウェイ)
Nifty Gateway は、ダンカン・コック・フォスターとグリフィン・コック・フォスターによって2018年にリリースされたNFTマーケットプレイスで、現在は暗号資産取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟によって買収されています。
特徴は下記の通り。
- 出品は審査制
- 有名なアーティストの作品が出品されている
- クレジットカードやデビットカードによる決済が可能
Nifty Gatewayにはスティーブ・アオキなどの著名なアーティストが作品を出品しているのが特徴です。
過去にはラッパーのエミネムが出品した作品が最高10万ドルで落札されました。
取引コンテンツ | アート |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 二次販売手数料:5%+30セント |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
Foundation(ファンデーション)
Foundationは2020年にリリースされたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 高品質なNFTが流通している
- 紹介報酬リンクが作成できる
- Foundationで出品したNFTはOpenSeaにも反映される
かつて招待制を採用していたこともあり、高品質なNFTが出品されがちな文化が残っています。
また、紹介報酬リンクを作成することができ、紹介したNFTが売れた場合には紹介者が売上の1%を得ることが可能です。
出品した作品はOpenSeaにも自動反映されるので、出品者目線からすると購入されるチャンスが増えると言えます。
取引コンテンツ | アート |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 販売手数料:15% 二次販売手数料:5% |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
Blur(ブラー)
Blurはトレーダー向けのNFTマーケットプレイスとして2022年に誕生し、2023年3月にはOpenSeaの取引量を上回りました。
「NFTの短期トレードで稼ぎたい!」という人に適しているマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- 手数料が安い
- アグリゲーター機能(NFTの一括取引機能)がある
- BLURトークンの取引が活発
トレーダーに特化した機能や、取引時に行われるBLURトークンの大量エアドロップにより、NFT市場の急激な盛り上がりと、冷え込みを招いたマーケットプレイスとしても知られています。
下記のツイートにわかりやすくまとめられていましたので、よければ合わせてどうぞ。
取引コンテンツ | アート、ゲーム、カード、音楽、ドメイン |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 無し |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
X2Y2
X2Y2は2022年にリリースされたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- OpenSeaのライバルとなることをミッションとしている
- 販売手数料が安い
- X2Y2トークンがリリースされている
X2Y2は世界で最も有名なNFTマーケットプレイスであるOpenSeaのライバルになることを目的にリリースされ、OpenSeaユーザー向けのX2Y2トークンのエアドロップなども実施しました。
将来的には運営をDAO化(分散化)することも目指しています。
日本発のNFTマーケットプレイスであるTofu NFTと連携していることでも有名です(詳細はこちら)。
取引コンテンツ | アート、ゲーム、カード、音楽、ドメイン |
主な取引通貨 | ETH |
手数料 | 販売:0.5% |
対応ウォレット | MetaMask、Coinbaseウォレット等 |
対応ネットワーク | Ethereum、BNB等 |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
LooksRare(ルックスレア)
LooksRareは2022年にリリースされたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通り。
- ステーキングで稼げる
- 特定のコレクションはNFTを売買するとLOOKSトークンがもらえる
- LOOKSのエアドロップを実施している
LooskRareもX2Y2同様、OpenSeaユーザーにLOOKSトークンをエアドロップを実施し、ユーザーの拡大をはかったことがあります。
取引手数料はLOOKSをステーキングしている人に配られるので、LOOKSトークンを保有していることで稼ぐことができます。
取引コンテンツ | アート |
主な取引通貨 | ETH、WETH、LOOKS |
手数料 | 販売手数料:2% |
対応ウォレット | MetaMask |
対応ネットワーク | Ethereum |
日本語対応 | ⚪︎ |
日本円対応 | × |
Enjin Marketplace
EnjinXはEnjin社がリリースしたNFTマーケットプレイスで、特徴は下記の通りです。
- ENJトークンを利用することができる
- Enjinのブロックチェーン「JumpNet」を利用する
- 取り扱い商品はゲームアイテムが中心
Enjin社が開発したNFTマーケットプレイスなので、EnjinのトークンであるENJや、Enjin Wallet、JumpNetを利用しています。
ガス代を大幅に削減しながら多くのNFTを取引することが可能です。
取引コンテンツ | ゲームアイテム、アート |
主な取引通貨 | ENJ |
手数料 | 販売手数料:2.5% |
対応ウォレット | Enjinウォレット |
対応ネットワーク | JumpNet |
日本語対応 | × |
日本円対応 | × |
NFTマーケットプレイスでNFTを買う方法
NFTマーケットプレイスでNFTを買う手順は下記の通りです。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設をする
- イーサリアムなどの暗号資産を購入する
- ウォレットを作って暗号資産を入金する
- ウォレットをマーケットプレイスに接続する
暗号資産やウォレットが必要ないマーケットプレイスもありますが、今回は一番オーソドックスな方法を紹介します。
暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設をする
まずは暗号資産(仮想通貨)取引所で口座開設をします。
初心者の方にはCoincheck(コインチェック)がオススメです。
コインチェックがオススメな理由は下記の通り。
- 入金手数料が無料
- 日本円で直接購入できる
- 各種キャンペーンを実施中(※1)
- 4年連続アプリダウンロード数No.1(※2)
- マネックスグループ傘下で、徹底したセキュリティ体制を構築
- 取り扱い通貨数国内最大級(※2022年5月金融庁暗号資産交換業者登録対象、自社調べ)
- 問合せ窓口格付け(メール窓口)で暗号資産交換業初の最高評価
口座開設には時間がかかる場合があるので、まず口座開設の申し込みをしてから、本記事を読み進めるのもいいでしょう。
※1 時期によってキャンペーン内容は異なるので公式サイトをチェックしてください
※2 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2022年、データ協力:AppTweak
手順に従えばすぐに口座開設できますが、「本当にできるか不安…」という人は下記の記事で口座開設方法を解説しているので合わせてチェックしてみてください。
>>【初心者向け】Coincheckでの口座開設方法を分かりやすく解説
また、コインチェックは初心者にも使い安いですが、「少し使い方が難しくても、もっと購入時の手数料を落としたい!」という方にはbitbank(ビットバンク)もおすすめです。
ビットバンクでは手数料が安い「取引所」でイーサリアムが買えます(コインチェックでは「販売所」でしか購入できない)。
ビットバンクでの口座開設方法は下記の記事で解説しているので合わせてどうぞ。
>>bitbankの口座開設方法を2ステップで解説【スマホで簡単】
イーサリアムなどの暗号資産を購入する
口座開設が完了したら、イーサリアムを購入します。購入方法は下記の記事で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。
>>【初心者向け】Coincheck(コインチェック)でのイーサリアムの買い方を解説
ビットバンクで口座開設をした方は下記の記事からどうぞ。
>>手数料がもらえる!?bitbankでのイーサリアムの買い方を解説
ウォレットを作って暗号資産を入金する
代表的なウォレットであるMetaMaskの作成方法とイーサリアムの入金方法は下記の記事で解説しているので、そちらからどうぞ。
>>まだ持ってないの?MetaMaskの作成方法を解説【5分でできる】
ウォレットをマーケットプレイスに接続してNFTを購入する
あとはウォレットをマーケットプレイスに接続してNFTを購入するだけです。
OpenSea(オープンシー)でのNFT購入方法は下記の記事で解説しているので、そちらをどうぞ。
>>OpenseaでNFTを買おう!購入方法をわかりやすく解説
MagicEden(マジックエデン)での購入方法は下記で解説しています。
>>Magic Eden(マジックエデン)の使い方/購入/販売方法を分かりやすく解説
NFTマーケットプレイスでNFTを出品する方法
今回はOpenSea(オープンシー)で出品する手順は下記の通りです。
- NFTとして出品したいデジタルデータを準備する
- OpenSea(オープンシー)でNFTを出品する
一つずつ解説します。
NFTとして出品したいデジタルデータを準備する
まずはNFTとして出品したいデジタルデータを準備します。
写真でもいいですし、自分で描いた絵でもOKです。
OpenSea(オープンシー)でNFTを出品する
OpenSea(オープンシー)でのNFT出品方法は下記の記事で解説しているので、そちらをチェックしてみてください。
>>OpenSeaでNFTを出品(販売)する方法をNFTコレクションの運営者が紹介
NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点
NFTマーケットプレイスを利用する際の注意点を一つずつ解説していきます。
詐欺サイトにウォレットを接続しないようにする
NFTの世界は匿名で活動ができるので、詐欺も横行しています。
特に詐欺サイトにウォレットを接続して資産を抜かれるという事例が多発しているので、下記の3点に注意しましょう。
- 販売サイトに公式リンクからアクセスする
- 「Set Approval For All」が出たら一歩立ち止まる
- TwitterやDiscordのDMのリンクは踏まない
※他にも色々注意することはありますが、まずは上記3点に注意です。
重要なので、ひとつずつ解説します。
販売サイトに公式リンクからアクセスする
販売サイトには公式リンクからアクセスするようにしましょう。
もちろん、このブログのリンクは全て本物です。
「Set Approval For All」が出たら一歩立ち止まる
「Set Approval For All」とは、「あなたのウォレットの資産を自由に動かす権限をこのサイトに与えますよ」という意味です。
許可すると自由に資産を抜き取られます。
OpenSeaなどのマーケットプレイスに接続する際には「Set Approval For All」を許可する必要があるのですが、それ以外に「Set Approval For All」を求められることは、ほぼほぼありません。
なので「Set Approval For All」が出た時には、詐欺サイトではないかを今一度疑いましょう。
TwitterやDiscordのDMのリンクは踏まない
販売サイトのリンクがDMで送られてくることはありません。
100%ありません。
送られてきたら、詐欺と考えて間違い無いです
偽物のコレクションを購入しないようにする
人気の作品には偽物のコレクションも多く出回っています。
販売サイトにはなるべく公式サイトからアクセスしましょう。
投資・転売目的の場合は値下がりのリスクがある
投資や転売を行う場合、値下がりのリスクがあるので、全て自己責任で行いましょう。
本ブログでも数々のNFTコレクションを紹介していますが、投資を進めるものではありませんので注意してください。
ハッキングに注意する
ハッキング対策として意識するべきなのは下記の通りです。
- リカバリーフレーズは誰にも教えない
- リカバリーフレーズはオフラインで保管する
- フリーWi-Fiに接続しない
- 販売サイトには公式サイトからアクセスする
- DMのリンクは踏まない・DMは開かない
- ウォレットを使い分ける
- ウォレットを複数準備する
その他にもできる対策はありますが、基本的には「むやみやたらにウォレットを接続しないことを意識しましょう」
被害を最小限に抑えるために、普段使いのウォレットと保管用のウォレットを分けるのも手です。
複数のウォレットを作る方法も下記で紹介しているので、合わせてどうぞ。
NFTマーケットプレイスでよくある質問
最後にNFTマーケットプレイスでよくある質問をまとめました。
初心者におすすめのNFTマーケットプレイスは?
初心者にはOpenSea(オープンシー)とMagicEden(マジックエデン)がおすすめです。
利用者も多いので解説記事も多く出ているためです。
暗号資産取引所で口座開設できない方はLINE NFTがおすすめです。
普段使い慣れているLINEでNFTが購入できます。
NFTはいくらから購入できる?
NFTは無料でもらえるものもあります。
ただし、無料でもらう場合もガス代が必要な場合があるので、暗号資産取引所の口座開設とウォレットへの入金は今の内にしておきましょう。
どの口座がおすすめか分からない、という方にはCoincheck(コインチェック)がおすすめです。
暗号資産を持っていないんだけどNFTを購入できる?
LINE NFTなどのマーケットプレイスであれば、日本円でNFTを購入できます。
ただ、通常は暗号資産を利用しないとNFTが買えないOpenSea(オープンシー)のNFTであっても、クレジットカードでNFTを購入できるサービスがあります。
下記の記事で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
>>NFTをクレジットカードで購入する方法を簡単解説【Pie(パイ)の使い方】
購入後にキャンセルや返品は可能か?
購入後にキャンセルや返品は基本的にできません。
購入前にきちんと確認をしましょう。
NFTマーケットプレイスの取引量No.1は?
2023年6月時点で取引量No.1はBlur、次いでOpenSeaという形になっています。
最新情報はこちらを参照してください。
出品におすすめのマーケットプレイスは?
出品におすすめのマーケットプレイスはMagicEden(マジックエデン)です。
クリエイターファーストを公言している通り、二次流通が発生するとクリエイターに報酬が入る仕組みになっています。
しかし、自分で作った作品を出品するには審査が必要なので、「すぐにNFTを出したい」という方はOpenSeaなどのサイトを利用するといいでしょう。
NFTマーケットプレイスで取引するメリット・デメリットは?
NFTマーケットプレイスで取引するメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット
- 誰でもすぐにNFTが売買できる
- 安心して取引ができる
- 二次流通が発生した時にクリエイターにも報酬が入る
デメリット
- 一次販売で買うより価格が高い時がある
- 手数料がマーケットプレイス側に取られる
- マーケットプレイス側の変更で不利益を被る可能性がある
NFTを購入するのにおすすめの暗号資産(仮想通貨)銘柄は?
現在NFTの取引に使われている主要な暗号資産(仮想通貨)はイーサリアムです。
まだ持っていない方はCoincheck(コインチェック)で口座開設を完了させておきましょう。
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